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[中国] 2020年各都市社会保険料率及び基数上下限まとめ

1. 概要

各都市当局(地方税務局等)は7月より、前年度平均賃金データを基に社会保険の上下限を調整し公布し、企業は調整後の基数に基づき該当する従業員の必要な調整を行っている。最新の各主要都市の社会保険料率及び基数上下限について以下の通りまとめた。


2. 各都市の保険料率及び2020年度基数上下限 (2020年7月30日確認時点)

北京市(原文)

※1 2019 年度北京市在職従業員年 平均給与・・・ 106,168 元

※2 北京市 2020 年度従業員基本医療保険費納付基数についての公告 (原文)

※3 労災保険企業負担は業種別に 1~8 類に分類され、料率は 0.2% 、 0.4% 、 0.7% 、 0.9% 、 1.1% 、 1.3% 、 1.6% 、 1.9% (原文)

2020年 5月~2021年4月現行料率を20%引き下げ、 0.16% 、 0.32% 、 0.56% 、 0.72% 、 0.88% 、 1.04% 、 1.28% 、 1.52% 。(原文)


大連市

2019年度大連在職従業員年平均給与…95,544元

2018年大連市在職従業員年平均給与 87,592 元、月平均給与 7,299 元 (原文)


青島市(原文)

2019年山東省統一在職従業員年平均給与…69,136元

2018年度山東省統一在職従業員月平均給与…65,383元

※1 労災保険企業負担は業種別に1~8類に分類され、料率はそれぞれ0.05%、0.1%、0.18%、0.23%、0.28%、0.33%、0.4%、0.48%。(2021年4月30日まで) (原文)

※2 企業負担比率は2月7.25%、3-6月6.25%、7-12月8.5%、2021年1月より9.5%に戻る。


上海市

※1 2019 年度上海市在職従業員月平均給与・・・ 9,339 元

※2 医療保険の会社負担分は、新型コロナウイルスに対応する企業支援の一環として、2020 年 12 月まで規定保険料率 9.5%から0.5ポイントの軽減。 (原文)

※3 労災保険の負担は会社業種により 8 段階に区分され、標準保険料率は0.2%、 0.4%、 0.7%、 0.9%、 1.1%、 1.3%、 1.6%、 1.9%であるが、 2021年4月30日までは保険料率が全ての区分で 20%引き下げられている。


蘇州市 (原文)

※1 2019年度蘇州市在職従業員月平均給与・・・8,798元 (原文)

※2 基本医療保険 6%+地方補充医療保険 1% (原文)

※3労災保険の負担は会社業種により 8 段階に区分され、標準保険料率は 0.15 %、

0.3%、0.5%、0.6%、0.8%、0.9%、1.1%、1.5 %。その上で、各企業の前年度労働災害発生状況や労災保険支払率を考慮し 、上述の標準労災保険料率に対して係数50%~150%を乗じて最終的な納付率を確定させる。

※4 蘇州園区の甲類社会保険加入者上限額は 26,400 元


武漢市(原文)

※1 2019年度武漢市従業員月平均給与・・・6,730元 (原文)

※2 労災保険企業負担は業種別に1~8類に分類され、料率はそれぞれ0.1%、0.2%、0.35%、0.45%、0.55%、0.65%、0.8%、0.95%。(2018年5月より50%引き下げ、原文。元の保険料率はそれぞれ0.2%、0.4%、0.7%、0.9%、1.1%、1.3%、1.6%、1.9%。)

2018年 5 月より50 %引き下げ (原文)

※3 2019年度納付基数基準についての通知 (原文)


広州市 (原文)

※1 2020年7月から基本医療保険の会社負担料率は5.5%に回復。

※2 2018年度広州市在職従業員月平均給与・・・9,320元 2019年度広州市在職従業員月平均給与・・・10,292元 (原文)

※3 労災保険企業負担は業種別に1~8類に分類され、保険料率は0.1%、0.2%、0.35%、0.45%、0.55%、0.6%、0.65%、0.7%。

(2019年5月~2年間の引き下げ。元の保険料率はそれぞれ0.2%、0.4%、0.7%、0.9%、1.1%、1.2%、1.3%、1.4%。) (原文)

※4 失業保険企業負担は3ランクに分類され、保険料率はそれぞれ0.32%、0.48%、0.8%。(2021年4月まで) (原文)


佛山市 (原文)


※1 上限は2019年度広東省従業員月平均給与・・・6,756元の300%を2020年7月から採用。(原文)

※2 基数は2019年度広東省第2類区域総従業員月平均給与・・・5,626元を2020年1月から採用。(原文)

※3 労災保険企業負担は業種別に1~8類に分類され0.1%、0.2%、0.3%、0.45%、0.5%、0.55%、0.6%、0.65%。

(2019年5月~2年間の引き下げ。元の保険料率はそれぞれ0.2%、0.4%、0.6%、0.9%、1%、1.1%、1.2%、1.3%。) (原文)

※4 失業保険企業負担は3ランクに分類され、保険料率は0.32%、0.48%、0.8%。(2019年10月~2021年4月)(原文)

下限は佛山市の最低賃金、上限は2019年度佛山市在職従業員月平均給与7,200元の300%を2020年7月より採用。(原文)

※5 料率1.0%を2019年1月から採用。(原文)

基数は2019年度広東省第2類区域総従業員月平均給与・・・5,626元を2020年1月から採用。(原文)


深セン市 (原文)

※1 2019 年度深セン市従業員月平均給与・・・ 10646 元 深セン市最低賃金・・・ 2,200 元

2018 年度深セン市従業員月平均給与・・・ 9 309 元 深セン市最低賃金・・・ 2,200 元

※2 労災保険企業負担は業種別に 1 8 類に分類され、保険料率はそれぞれ 0 、 0 、 0 、 0 、 0 、 0 、0 、 0 。( 2019 年 5 月~ 2 年間の引き下げ、 原文 。元の保険料率はそれぞれ 0.14% 、 0.28% 、 0.49% 、 0.63% 、 0.66% 、0.78% 、 0.96% 、 1.14% 。)


東莞市(原文)

※1 2019 年度東莞市従業員月平均給与・・・ 5,305 元 2019 年度東莞市在職従業員月平均給与・・・ 6,168 元

2018年度東莞市従業員月平均給与・・・ 4,895 元 2018 年度 東莞市在職従業員月平均給与・・・ 5,828 元

※2 労災保険企業負担は業種別に 1 8 類に分類され、保険料率はそれぞれ 0 .07%、 0 .14%、 0 .245%、 0 .315%、 0.385%、0.455%、 0.56%、 0.665%。 2019 年 5 月~ 2 年間の引き下げ。 (原文)

※3 失業保険企業負担は 2018 年 3 月 1 日から変動性を採用。基本料率を 0.8% とし、企業の過去 5 年間の受領率が都市平均の60% 未満の場合 0.48% 0.8% × 0.6 )、同 60 %以上 140 %未満の場合 0.64% 0.8% × 0.8 )、同140%以上の場合 0.8% 。 (原文)





(2020 年 7 月作成)


※各地の運用状況が異なる場合があります。実際の状況につきましては各所在地にて再度ご確認ください。

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